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株式会社森興業 横浜支店
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2022年2月28日
みなさんこんにちは
森興業の営業担当の東谷です。
完成現場の納品前の検査員として、毎日あちこちの現場を巡回しております。
そこで基礎工事の各現場班により工事の仕上がりに特徴やバラツキがある事も解ってきました。
様々な現場を廻っていると、建物の土台を固定するアンカーの配置や基礎としての全体の仕上がり等もパッと見で雰囲気を掴めるようになってきましたし、検査機器の扱いも徐々に慣れてきました。
そして何よりも基礎図面を見たうえでの理解力も、研修前と比べて向上した気がします。
このように毎日あちこちの現場を検査していて、すべての現場が図面通りに出来ていて、私たちの検査をパスしている訳ではありません。
自社のブログを書いている私も自社の良い事ばかりを書くのもどうかと思いまして、自社の検査で担当職人に手直しを指示した現場の一例を上げさせて頂きます。
今回、担当職人に手直しの指示をした箇所は、基礎の天端と呼ばれている部分のひび割れです。
ひび割れしている部分はコンクリートを打設した後にレベラーと呼ばれる高さの調整剤を流し込み、天端の高さを均一になるよう調整するのですが、生コンとレベラー、材質が違う物同士が上手く結合出来ずに剥離してしまい、レベラーがひび割れてしまっているのがこういった状態になります。
恐らく、生コンとレベラーの打設するタイミングに時間差が生じてしまい、上手く結合出来なかったのが原因ではないか? と推察しておりますが、このような不具合箇所を発見し、担当の職人に速やかに連絡を取り、手直しをするように指示をするのが検査員としての役割でもあります。
基礎工事を請け負う同業他社の中には検査員を置かずに施工後は即引き渡し、なんて言う業者も居るとは聞いておりますが、このような不具合を放置するといずれは建物全体に影響が及ぶ可能性がありますので、同じ会社内とは言えダメなものはダメ、と言える人間が居ないときちんとした仕事が行えません。
しかしその反面、微かなヒビとかだと手直しするほどの物なのか判断が難しいのも事実ですが、そういった場合も社内に画像を持ち帰り、最終的な判断を出して対応しております。
そして、こちらの現場は天端のひび割れ箇所をすべて手直しした後、施工主様へ引き渡しさせて頂く予定です。
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